【人間ドックや検診について】
この検査をすればすべてが分かるというものはなく、どの検査にも限界があります。ですから、人間ドックや検診を受けることで、がんが100%見つかるわけではありません。しかし受けずにいたら、もっと進行してから見つかったかもしれません。人間ドックや検診も決して無駄ではありません。
【これから先のことを考える】
病気がわかり、これから治療をしていく中で、様々なことが起こると思います。あの時のあれがいけなかったのではないかなどいろいろな思いや後悔が残ることもあります。これらの思いは、なかなか整理がつかないものだと思います。ただ、こういった思いや後悔は、過去のことへの振り返りであり、現在の状況を変えるものではありません。過去を悔やむよりも、気持ちを切り替えるようにしましょう。大切なのは、今自分にできること、まずこれから自分はどうしていったらよいのか、具体的な目標を立ててがんと上手に付き合っていくことだと思います。
