【こころの専門家に相談する】
こみあげてくる不安や恐怖が抑えられなくなり、涙を流してしまうこともあるかもしれません。
それは、ある意味では、がんという病気に向き合うための、あなたのこころや体の自然な反応なのです。無理に抑えこもうとするのではなく、ある程度は受け入れていくことも大切です。家族や周りの人にも、できるだけ協力してもらいましょう。
しかし、こころや体の動揺がコントロールできず、思わず涙を流してしまうような日が何週間も続くときには、一度、こころの専門家(精神科医、心療内科医、心理療法士など)と話してみてはいかがでしょうか。
こころの専門家をいきなり訪ねるのは敷居が高いと感じたり、どこに行けば会えるかわからなかったりする時には、まずは、担当医や、おかかりの医療機関(病院など)の相談室やがん診療連携拠点病院の相談支援センターにいる相談員に相談してみるとよいでしょう。
話をすることで、気持ちが軽くなったり、自分の中の強さに気づいたりすることもあります。

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