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後遺症(リンパ浮腫等)に対応してくれる病院が探せない



助言


治療によって、さまざまな障害や後遺症が残ることがあります。
たとえば、排便や排尿の機能障害(人工肛門・人工膀胱、尿失禁、尿意の変化など)、リンパ浮腫、性機能障害、失声、癒着、ケロイド、神経障害などです。

これらの障害に対する対応(自己管理など)は、担当医や看護師から退院前に説明や指導があると思います。何か困ったことや心配なことがある場合には、まず担当医に相談してみましょう。また、人工肛門の管理などで困ったことがあったら、看護師に相談してもよいでしょう。
対処のための方法がある場合もあれば、予防できることは予防しながら、様子をみていくこともあるでしょう。
最近では、日常生活上での管理やケアへの支援として、専門的な知識や技術を持つ看護師が対応する相談窓口や看護外来も増えてきました。

たとえば、人工肛門や人工膀胱などの管理、かぶれ、装具のことなどで困ったら、自分のかかっている病院に、皮膚・排泄ケアの認定看護師がいるか確認してみましょう。また、ストーマ外来があればストーマ外来でみてもらってもよいでしょう。
自分の病院にストーマ外来がないときには、『日本創傷・オストミー・失禁管理学会』のホームページにある『一般の方へ』の『ストーマケアについて』のページのなかにストーマ外来を検索する機能もあります。また、『日本オストミー協会』のホームページでは、ストーマ外来以外にも、『ストーマとの生活』、『オストメイト対応トイレ』など、生活に役立つ情報もいろいろ掲載されています。

リンパ浮腫に関しては、『SURVIVORSHIP.JP』のホームページが参考になります。『SURVIVORSHIP.JP』は、静岡がんセンターと大鵬薬品工業(株)との共同研究の成果による情報支援ツールの一つで、治療によって生じるつらさをやわらげるくふうなどの情報提供を行うサイトです。コンテンツの一つに、『がん手術後のリンパ浮腫』があります。上肢リンパ浮腫(ふしゅ)・下肢リンパ浮腫(ふしゅ)それぞれについて、概要や対処法について、映像と音声で見ることができます。

情報をどのように探したらよいかわからないときには、がん診療連携拠点病院の相談支援センターに相談してみましょう。がん相談支援センターには、国立がん研究センターが実施する研修を受けた「がん相談員」がいます。相談員は、あなたの話を聞きながら、問題を整理して、情報を探すお手伝いをしたり、情報提供をしてくれたりするでしょう。
各拠点病院の相談支援センターは、『国立がん研究センター がん情報サービス』のホームページにある『相談先・病院を探す』のページが参考になります。病名、お住まいの地域などから、探すことができます。がん相談支援センターは、その病院にかかっている以外の方でも利用できます。

(最終更新日 2024年6月10日)


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