自分の助言集をつくる
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輸血には、献血による血液を使うほかに、患者さん自身の血液を使う「自己血輸血」と呼ばれる方法があります。自己血輸血は、自分の血液を輸血するため、理論的に最も安全、つまり輸血の副作用・合併症の大部分を避けることができると考えられています。
自己血輸血は、通常、手術までの期間に余裕があり、患者さんの全身の状態が良好な場合に行われます。すべての患者さんに実施できるわけではありませんので、担当医にご相談下さい。
またお悩みの方のように、採血時、血圧低下などが見られる場合もあります。採血中、何かあった場合に早期に対処するため、血圧測定などの観察を行います。状況に応じて、採血する量を減らす場合もあります。
患者さんには、気分不良などがあれば早めに知らせる、からだの力を抜いてリラックスすることを心がけていただくとよいと思います。
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