自分の助言集をつくる
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代替療法の中には、一般的ながん治療を妨げたり、体調をかえって悪化させたりする可能性があるものも含まれています。
このため、代替療法について否定的な態度を取っている医師も少なくありません。すでに行っていらっしゃる代替療法について、医師に相談しづらい、というあなたのお気持ちも、お察しいたします。
ですが、あなた自身の体のことを本当に大切に考えるのであれば、できるだけ早く、勇気を出して、代替医療のことを担当医に打ち明けた方がよいでしょう。
もし、いきなり担当医に打ち明けるのはどうしても気後れしてしまう、ということであれば、おかかりの病院の『相談支援センター』や『医療相談室』にいる相談員に相談してみるとよいでしょう。
相談員には守秘義務があり、あなたが望まないことを担当医に伝えることはありません。場合によっては、担当医とあなたとの間で、上手に橋渡しをしてもらえることもあるはずです。
代替療法を受けているあなたのこころの中には、きっと、現在受けている治療に関する不満や不信感、病気の進行に対する不安、痛みなどの体のつらさなど、何か悩みがあるはずです。
その悩みを、担当医や相談員に打ち明けてみてください。対策を一緒に考えてくれるはずです。たとえ悩みをすぐには解決できなくても、あなたの悩みを真剣に考えてくれる人がいるということは、一人で悩むよりも、ずっと心強いはずです。
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なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、下記「がん相談支援センター」をご利用ください。