自分の助言集をつくる
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病気を診断するために、いろいろな検査を行います。血液検査にも、いろいろな項目があり、全ての項目について検査をしているわけではありません。例えば、貧血を調べる目的の血液検査では、腫瘍マーカーは測定しません。
新しい機器や検査法は、既存の検査の欠点を補うために開発され、診断に有用ですが、万能ではありません。また、体の部位によっては、適さない検査があります。
担当医は、患者さんの状態にあわせて、必要な検査を行っています。ひとつの検査結果だけでは判断が難しく、医師は複数の検査結果を総合的にみて、診断します。もし疑わしい結果であれば、さらに検査を追加していきます。残念ながら、“この検査をしていれば安心”という検査はないのです。
治療された以外の部位のがんが心配であれば、市町村のがん検診を受けることをお勧めします。何か症状がある場合は、医師にその症状を伝えて、症状や部位にあった必要な検査を受ける必要があります。
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