自分の助言集をつくる
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担当医から、いくつかの治療方法が提示され、そのなかからどれにするか決めるように言われたり、1つの治療法の説明を受け、それ以外に治療はないのか、その治療で良いのか迷うことがあります。
患者さんのなかには、「素人なんだから、決められない」、「先生におまかせする」という方もいらっしゃいますが、自分自身の体に関わる大切なことです。わからない点、疑問点を担当医に確認し、どういう治療か理解した上で、最終的には自分自身が納得して選択することが大切です。
治療を決めるとき、医師は患者さんのがんの状態、全身状態(心臓や肺、腎臓などの機能、がん以外の疾患の有無など)から、どのような治療がその患者さんにとって適応になるかを検討して、患者さんに治療方針を説明します。
また、がんに対しての効果がほぼ同じで、いくつかの治療法があるときには、医師はそれぞれの治療法の利点・欠点について説明すると思います。具体的には、治療の効果、からだへの負担、副作用や危険性、起こりうる障害、治療にかかる期間や費用などです。
また、治療を決めるときに悩んでしまうようであれば、ご家族と相談されるとよいと思います。
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