自分の助言集をつくる
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病気の診断や治療に、検査は不可欠です。病気に関する本には、主な検査についても記載されていることがほとんどです。検査項目と正常範囲をまとめた本なども出版されています。
一部の病院では、患者図書室を設けたり、病気に関連した冊子類を配布しており、今後、冊子類の種類も充実してくると思います。
こういった資料は、ご自身の病気や治療について理解するための助けになるでしょう。
このお悩みからも、自ら知識を得ようというお気持ちが伝わってきます。
しかし、病理結果は、専門用語で書かれ、言葉や数字のもつ意味は難解です。
血液検査などは、それぞれの項目に正常範囲が設けられていますが、正常範囲を超えているから病気ということではありません。医師は、1人ひとりの体質を考慮したり、検査値がどう動いていくかをみたりします。また、ひとつの検査だけでなく、関連した検査結果を総合して判断します。
検査結果が知りたいというのは、検査結果から自分の体の状態はどのように考えられるのか、どの治療が勧められるのかという疑問がもとにあると思います。個々の患者さんの体に関することは、担当医が最もよく知っています。本などに書かれている一般的内容を患者さんにあわせて、具体的に説明できるのは、担当医です。検査結果の最終的な解釈については、必ず担当医に確認して下さい。
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