自分の助言集をつくる
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治療方法について考えるときも同じ事がいえますが、病院をかわるときも、利点と欠点をよく検討してみましょう。また、現在の担当医の転勤先にかわるか悩むということは、あなたと、現在の担当医は信頼関係ができているのだと思いますから、担当医に相談してみてもよいでしょう。
転勤する現在の担当医についていき、病院を変わるときのあなたにとっての利点(プラス面)として考えられることは、現在の担当医は、これまでの治療経過、病気の経過、またその他のことまで十分理解し、あなたに関する情報量は、現段階では、新しい医師より多いはずです。また、コミュニケーションもとれていますから、心配なことやわからないことがあっても、すぐに医師に相談したり確認しやすいかもしれません。
一方、欠点(マイナス面)として考えられることは、一つには新しい病院では、担当医以外は、あなたのこれまでの情報を知らないので、今までのことをあなたの方から伝えなくてはならない点です。また医師以外の医療者や職員とは、新たに人間関係を築いていくことになります。病院の設備なども異なります。また、場合によっては、今より遠方になり、通院が大変かもしれません。
このように、自分にとってのプラス面とマイナス面を考えて、決めることが大切だと思います。
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