自分の助言集をつくる
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体力の回復には時間がかかり、身体が回復する前に次の治療を受けると、体力の消耗を余計に感じると思います。
からだがつらいときには気持ちもマイナス方向を向いてしまいます。からだのつらさをできるだけ取り除くこと、こころのつらさをためこまないことが大切です。
また、担当医と話し合う時間を持つことも大切な対応策です。副作用について担当医はどう考えているのか、あなたが感じている副作用による苦痛を担当医は理解できているのか(あなた自身が担当医に理解してもらうために、ご自身のつらさを伝えたか)を確認すること、また、治療の効果や見通しなどについて医師から説明を受けることも、不安を和らげるひとつの方法です。
しかし、これまでに受けた治療経験から、副作用の出方を予測し、自分にあった対処ができる力が備わってきているともいえます。例えば、抗がん剤投与後2日目は吐き気がつらいので無理はせず、7日目からは少しずつ食べてみよう、○○なら食べられるなど、自分にあった方法を実行できると思います。体調にあわせて、身体の回復力が働きやすいように、できる範囲で生活を整えることが大切だと思います。
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