自分の助言集をつくる
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ご家族やご親戚は、“自分にできることは協力したい”と思っているはずです。
負い目を感じたということですが、助けてもらう人よりも力を貸す人が優位に立っているわけではないと思います。
力を貸す人は、与えるだけでなく、必ず受け取るものがあります。人の役に立てる喜びや、家族の結びつきが強化されることも、そのひとつです。
困っていることや、お願いしたいことを、ご家族に話してみると、自分で考えていたより簡単に引き受けてもらえたり、別のよい方法が見つかるかもしれません。
お願いしたいことを具体的に伝えるほうが、協力を得やすいと思います。
それぞれに家族があって長時間家を空けられない場合も多く、比較的負担が少ない方法として、半日程度の時間を調整したり、複数で協力体勢をとったりしている方が多いようです。お子さんにとっても、新しい役割を担うことは、成長や自立を促す効果があるでしょう。家族でよく話し合ってみてください。
また、社会のいろいろな制度や支援が利用できる場合もあるので、病院の相談窓口などに相談して、解決していくための情報を集めてもよいと思います。
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