自分の助言集をつくる
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現在、日本人は男性の2人に1人、女性の3人に1人はがんで亡くなっており、1981年以降、日本人の死因の1位になっています。がんは生活習慣や環境などさまざまな要因が積み重なり、正常な細胞の遺伝子に傷がついて起こります。ですから、誰でもがんになる可能性はあります。
100%がんを予防することは不可能ですが、がんだけではなく、生活習慣病などを予防するためにも、生活習慣について見直し必要ならば改善していくことは大切です。
『(がん)検診』というのは、症状がない状態で、病気(がん)にかかっていないか、どこかに異常がないかを検査で調べ、病気を早期に発見し治療することが目的です。保険診療ではないので、検診費用は自費負担になりますが、市区町村や職場などで実施している生活習慣病やがんの検診は、市区町村や職場が費用を一部補助し、安い費用で受けられるものもあります(ただし、年齢制限や費用などは自治体や職場などにより異なります)。市区町村など自治体が実施している検診では、あらかじめ指定医療機関が決まっていたり、保健センターなどで行われていますので、広報などに気をつけておきましょう。
また、これとは別に自分の希望で受ける人間ドックやがんに特化したがんドックなどもありますが、これらは全額自己負担になります。
がん検診を受けたら、100%大丈夫というわけではありません。がんが見つけにくい場所にあったり、大きさによっても見つけにくいこともあります。だからといって、検診を受ける意味がないわけではありません。がん検診の目的は、がんを早期に発見して適切な治療を行っていくことでがんによる死亡率を減らすことです。検診とはどういうものか、検診の利点と欠点をきちんと理解することが大切です。
検診とはどういうものかをまずきちんと理解することが大切です。
がん検診については、国立がん研究センターがん対策情報センターの『がん情報サービス』のなかに、くわしく説明が書いてありますので、参考にしましょう。
![]() (1)国立がん研究センター『がん情報サービス』:予防・検診 https://ganjoho.jp/public/pre_scr/index.html 『予防・検診』のページでは、がんの発生要因、がんを予防するための情報、がん検診の方法やQ&Aなどの情報があります。 (2)公益財団法人 日本対がん協会:がん予防・がん検診の推進 https://www.jcancer.jp/about_cancer_and_checkup 検診に関するさまざまな情報があります。肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんのがん検診について、検診の意義や目的、検診の方法、検診の流れ、よくある質問などの情報が公開されています。 |
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