「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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10.2.1.1過去に受けた検診・診断・治療に対する不満

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  医療機関にかかるとき、どの程度既往症を開示すればいいかわからない。
  一般の病院では、がんと伝えると診てくれないところがある。
  化学物質過敏症があったので安全に手術を受けられるか、安全に手術してもらうための協力を病院、特に麻酔科から得られるかで大きな困難に直面した。ポリ塩化ビニル(塩ビモノマー)に強く反応して中毒症状が出るため、使用器具の非塩ビ化が必要だったがなかなか理解されなかった。また使用薬剤のアレルギーや過敏チェックを引き受けてもらえなかったのが大きな壁になった。
診断前に不正出血があり複数の開業医を受診したが、化学物質過敏症と告げると診療拒否されたり、未産婦だから、まだ生理があるからとの口実で子宮体がんの検査を拒否された。
  過去の事件による毒物中毒の後遺症とがんの症状が連動しながら悪化していった。毒物中毒の後遺症が出ていると言ったところ、いくつかのがん拠点病院で診療を断られた。緩和ケアだけでいいからリンパ節廓清はしないでと要望しても聞いてもらえなかった。
  検診を受けた病院で納得できないまま治療を始め、セカンドオピニオンを希望した時もいやな思いをした。
  最初の病院では診断後、詳細の検査結果より前に手術範囲が決まり、セカンドオピニオンも嫌な顔をされた。説明も不適切で親切さを感じられず不安だった。
  市町村の検診で肺の影を見落とされ現在の病院にかかるのが2年遅れ、手術ができなかった。
  自宅近くの総合病院で6ヶ月間診察した結果、喉頭がんでステージⅢと告げられ、この6ヶ月は何だったのかとショックと医師への不安を感じた。
  初めてがんと診断されたのは今かかっている病院ではなく、他の病院だった。そこの医師に言われたひどい言葉でもかなり傷つき、悩み、自分を責めてしまったこともあった。
  症状やしこりなどが気になり受診したのになかなか診断がつかなかったり、他の病名がついたり、がんがなかなか見つからなかった。なぜもっと早く見つからなかったのか。

がん体験者の悩みQ&A

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