「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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12.3.2.4(身近な)同病者に自分を重ね合わせての不安

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  同室の人がかつらの話をしていて、その話を聞いて私も髪が抜けるのかと心配だった。
  入退院を共にし、励まし合った人が次々に他界し、私は8年目に入ったが、明日は我が身かと思い毎日を過ごしている。
  入院して周りをみると3~5年前に手術して再度また入院、手術という患者さんが何人もいることにびっくりした。大変な病気なんだと確認した。
  入院中多くの友が亡くなり、ほとんどが再発患者だった。その様子を見ていて、素人の眼には助からない患者に見えるのに随分つらい治療をするものだと哀れに感じた。
  入院中隣のベッドの同病者が6年位抗がん剤治療をして痩せ衰え、「がんで死ぬのか、抗がん剤の副作用で死ぬのかわからない」と言っていたのが頭から離れず、がんが再発しないだろうか、再発した場合どんな治療法を選択したらいいだろうかと心が揺れ動いている。
  いつも会っている友人が同じがんを発病し完治して元気だったので、自分も同じように元気になれると思っていたが、入院中に病気のことがいろいろわかってきたり、患者同士で話をするうちにだんだん不安になった。
  患者会や、外来診療で自分より症状が悪い人を見ると、自分もああなるのかと暗い気分になった。
  再発した頃、会社の同僚2人ががんで亡くなり、自分もあと1年くらいかと思った。
  再発して亡くなっていった他の人たちをみると心がつぶされるような気持ちになる。
  昨年身内ががんで亡くなったので、自分も助からないのではと悩んだ。

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