「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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12.4.2.7治療や症状、生活していく中での出来事による気持ちの浮き沈み

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  治療中は、育児疲れか副作用か何も手につかず泣いていた日々もあった。
  自分が元気で笑っていることが皆への償いだと思っているが、ときどきいっぱいいっぱいになって泣きたくなる。でも周囲にはその姿を見せられないので、結局誰にも本当の気持ちを言えずに過ごしている。いちばん一緒にいてほしい人がいないのが、つらいと思うことがある。
  自分にとって何がストレスになるか基準が分からない。
  自分のがんが肝臓というのにとても脅えている。皮がないというか縫えないところにできたこと。
  手術で顔がひきつり、変形してしまったのと、しびれ、痛みがまったく治らない。東洋医学にも頼っているが今のところ改善されず生きることより死ぬことに心が向かってしまうのを必死で耐える毎日。医師の示唆では治る希望はなさそう。
  手術後の抗がん剤治療の副作用がつらかった。脱毛、不安感、とにかく毎日の生活が嫌だった。
  術後18年経過したが、長い間の紆余曲折。先々の不安もあり、病気にさえかからなかったら、今ごろまったく違った人生であっただろうという思い。悔やんでも始まらないし、楽しく明るく、あきらめてはいるが。
  術後の後遺症や薬の副作用についての周囲の理解が薄いのと、病気をしていることへの不安感や喪失感などから、うつ状態になりやすくなってしまっている。
  診断前から家族関係や子どもに関する問題を抱えていた。さらに自分の健康について過信していたため、がんと診断されて、先行きの不安など思いを話すことができないつらさのなかで、日常生活をふつうに過ごすことの精神的な難しさがあった。
  身体的にも精神的にも自分がコントロールできなくなるのではと怖かった。身体面はベストな医療者や治療法探しに注力し、後は目の前のことを乗り越えようと思えたが、メンタルをしっかり保てなくなるのではと不安だった。

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