「がん体験者の悩みQ＆A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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9.1.1.7医師（病院）が行う診療に対する期待や評価

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　 病院と主治医は本当に信頼できるのか。
　 手術を受け、2人目の先生の時に再発し、3人目の先生でもまた新たに再発した。乳がんでホルモン剤を服用し、再発した。1人目の先生のカルテにはホルモンレセプターの検査結果もなく、2人目の先生はカルテも確認せず、3人目の先生になって再発したものの、生検やホルモンレセプターなど改めて様々な検査をした。今まで私の知識不足や先生への盲信のせいで誤った治療をしてきたのではなかったか不安になった。
　 術後、リンパ転移が3個あり、医師に4個以上なら抗がん剤投与となるがどうするかと言われ、セカンドオピニオンを受けたり本を読んだりして抗がん剤を受ける方向で医師に伝えると、3個ならホルモン療法で良いですと言われ、ホルモン療法のみとなった。主治医に不信感を持った。
　 転院に際し、カルテをもらえなかった。現在の主治医も同業者同士守りあう姿勢で、患者にとっては悲しいことだと感じる。
　 今は病院へ行くとかえってひどい治療や扱いを受け、殺されるのではないかという恐怖がある。
　 他の病院からの紹介で初めて受診したが、担当医の年齢が非常に若いので、心配になった。わかりやすく丁寧に説明してくれるが、しこりのうごきを確認する手つきが雑に感じ痛かった。その後、他の医師が触診したときには痛くなかった。結局この若い医師が担当になり手術もその医師が執刀すると説明され、若くて経験がないのに大丈夫かと心配になった。
　 がんと診断されるまで時間がかかり、進行がんだったために転移したことが納得できない。
　 長い間、口の中の嚢胞としてとして治療を受けていたが、がん化していると言われショックが大きかった。もっと早い時期にどうにかできなかったのか、病院を変わるべきかなど悩んだ。
　 いつになっても治療計画を立ててたり教えたりしてもらえなかった。病院により医師の質に格差がある。
　 ジェネリック薬品の投与で副作用が出ている患者に、病院が2～3度ジェネリックを勧めてくる。お断りするといやな顔をされる。

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