「がん体験者の悩みQ&A」では、2003年と2013年に実施した全国調査結果を整理して構築したがん体験者の悩みデータベースを公開しています。このデータベースに基づき、がん体験者の方々の悩みや負担をやわらげるための助言や日常生活上の工夫などの情報ツールの作成等を行っています。
なお、個別の回答やご相談は、仕組み上できかねますので、お困りごとやご相談がある方は、お近くの「がん相談支援センター」をご利用ください。

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9.1.1.7医師(病院)が行う診療に対する期待や評価

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  治療中に副作用を訴えたが、正しく理解されなかったと今も思っている。苦痛に耐え切れずに自分で薬の服用を止めた。ホルモン剤で、自分を見失う体験をした。
  自分ではとてもていねいに診察してもらっているとも思えるが、化学療法中週に数回通院して採血検査、白血球の数値を上げる注射、投与のとき毎回心電図とレントゲン検査を受け、通院や治療費の負担は確かに大きい。患者仲間との情報交換のなかで、それは開業医特有の保険点数稼ぎではないかと言われ、医師に不信感が出始めている。ただ、それを直接口に出して医師との関係がぎくしゃくしたら怖い。
  執刀医の手術がとても下手でイライラした。モルモットにされたと思った。1回目の手術で腫瘍の取り残しがあったため、手術した傷口からがん細胞が全身に転移しないか心配だった。
  主治医の説明とこちらの理解が食い違う。外来で先週聞いたのと違う化学療法だったので、そのことを言うと、自分は言ったの一点張りになる。付いている看護師が毎週違うので確認できず、同じだとしても、医師側の立場でありまったくフォローしてくれない。結局治療変更などの際は説明を紙に書くように依頼した。
  主治医は、分子標的薬やホルモン剤による副作用について積極的に関与せず、ある程度患者ががまんするものだと思っている。定期検診時に必ず血液検査をするので、以前かかっていた病気の数値を追加で調べてほしいと言うと、ものすごく嫌な顔をされ立腹された。そのことを病院長へ尋ねたところ、以後主治医からコミュニケーションを拒否されている。
  主治医は民間療法には否定的だったため、主治医には言わずに民間療法をしていた。話をよく聞いてくれるよい医師だったが、抗がん剤の効果の確認が大切で他の治療と併せるのは妨げになると思ったのかもしれない。患者はモルモットではないと医師には認識してもらいたい。
  主治医を信頼できないときがあり、一番悩んだ。
  手術から3、4年後まではいろいろな病院主催の勉強会に出席したり、専門医のがん治療を知るように努めたが、それらの内容と自分の症状の関係、聞きたいことがわかりにくく、受診で医師にどう聞いたらよいか困ったし、不安が増した。病院との関係のつらさにエネルギーは使いたくないと思う。
  手術した医師は執刀例の多い優秀な医師ということだが、手術後、わきの下にこぶのように脂が寄ってしまった。これは、縫うときにわきの方に押しやってしまったのではと思い、見た目に満足していない。命は救ってもらったのだから、ぜいたくと言えばぜいたくで実際には言えないが。
  手術後の傷が半年以上治らず主治医に相談しても適切な対応がなかったが、近所のクリニックですぐに治してもらえた。

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